小池邦夫年譜

1941(昭和16)年 愛媛県松山市に生まれる。
1960(昭和35)年 東京学芸大学書道科に入学。
1961(昭和36)年 中学時代からの友人・正岡千年に宛て、手紙を書き始める。
1966(昭和41)年 作家・瀧井孝作と出会い、以降、瀧井が鬼籍に入るまで、一貫して師事。
『小池邦夫木版画展』(新宿ボロン亭)を開催。
1967(昭和42)年 画家・中川一政と出会う。以降30代半ばまで師事し、書画一致を学ぶ。
1969(昭和44)年 画家・中川一政講演録『書について』(掌出版)、歌人・書家の清水比庵著『書の歩み』(掌出版)の編集にあたる。
1973(昭和48)年 俳人・書家の河東碧悟桐の『三千里』『続三千里』(講談社)の装丁と解説、『現代日本文芸家筆墨華選』(大和書房)の題字と解説を書く。
1975(昭和50)年 東京・銀座「文藝春秋画廊」にて初の個展を開催。
1978(昭和53)年 『季刊 銀花』(文化出版局)の綴じ込み企画として、肉筆絵手紙を6万枚かき話題を呼ぶ。
1981(昭和56)年 漫才師・獅子てんや、詩人・吉野弘との絵手紙交流が始まる。
1985(昭和60)年 東京中央郵便局にて「絵手紙のすすめ教室」を開催、講師を務める。
1987(昭和62)年 画家・松田正平と絵手紙交流が始まる。
1988(昭和63)年 東京中央郵便局にて一日郵便局長を務める。
1989(平成元)年 手紙の普及拡大の功労に対し、郵政大臣から表彰を受ける。画家・渡辺俊明との絵手紙交流始まる。
1991(平成3)年 手紙の普及拡大の功労に対し、郵政大臣から表彰を受ける。画家・渡辺俊明との絵手紙交流始まる。
1991(平成3)年 中国・上海市対外文化交流協会の招きで、上海美術館で「画信伝友情展」を開催。
1993(平成5)年 NHKテレビスペシャル「脳と心」の題字を書く。
1994(平成6)年 俳優・片岡鶴太郎、歌手・菅原都々子との絵手紙交流が始まる。フランス・パリで「パリ絵手紙交流展」を開催。
1995(平成7)年 阪神・淡路大震災の被災者への励ましを呼びかけ、7千通の絵手紙と義援金を避難所に届ける。
1996(平成8)年 NHKスペシャル「柳田国男の生と死を見つめて」のタイトルデザインをする。絵手紙の機関紙『月刊絵手紙』を創刊。
1997(平成9)年 ヨーロッパではフランス・パリについで2回目となる、ルクセンブルクにて「絵手紙交流展」が開催される。
 オーストラリア・ケアンズで絵手紙講習会を実施。
1998(平成10)年 漫画家・みつはしちかこと絵手紙交流始まる。NHK教育テレビ「趣味悠々−心を贈る絵手紙入門」に出演。
1999(平成11)年 歌手・長渕剛と絵手紙交流始まる。
2001(平成13)年 札幌中央郵便局で絵手紙千人講座を開く。
2002(平成14)年 8年ぶりに銀座・鳩居堂にて「小池邦夫の墨世界展」開催。
2003(平成15)年 NHK「人間ドキュメント」に出演。
2004(平成16)年 郵便の父「前島密賞」受賞。
忍野村に「小池邦夫絵手紙美術館」開館。
2006(平成18)年 陜西省歴史博物館(中国西安市)で「日中絵手紙展」開催。
2007(平成19)年 共同通信「晴耕雨読」の挿絵を一年描く。
2009(平成21)年 創刊40周年の季刊『銀花』157号(文化出版)に70頁の特集が組まれる。
上武大学の客員教授に就任。
2010(平成22)年 狛江郵便局一日局長。
絵手紙の日(2月3日)を制定。
「絵手紙50年展in狛江」を開催。
2011(平成23)年 狛江市にて「東日本大震災復興支援 絵手紙チャリティー講演会」開催
2013(平成25)年 天皇陛下が皇太子殿下時代に「小池邦夫絵手紙美術館」を行啓。
岡山県倉敷市に「小池邦夫倉敷絵手紙館」が開館。
2014(平成26)年 上武大学「手書き文化研究所」所長に就任。
郵政博物館にて「小池邦夫絵手紙展―軌跡と未来―」開催。
2021(令和3)年 文化庁が文化活動で優れた功績を挙げた人に贈る2021年度の文化庁長官表彰に小池邦夫(他73名)が選出された。

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